日本語教師と英語。
この二つは異質なもののようで、
関係がないもののように思われる。
しかし、けっこう日本語を教えることは、英語の力が必要となる。
日本語を日本語で教えるなら別として、これを直接法という。
もし媒介後が必要ならば、外国語の説明や解説は必要となる。これは間接法だ。
私も海外で生活しているからわかるが、もし媒介後がないまま、直接法で
日本語を教えようものなら、学生はすぐに途中であきらめてしまうであろう。
日本語を教えることは、日本語教育の力と同時にいろいろな要素が要求される。
たとえば
社会の経験
コミュニケーション力
歴史や文化の知識など
そのうちの一つとして、「英語」の実力も必要だと思う。
まずは、英語圏の人々の言語構造と日本語を比較することで、どこが難しいかが
理解できるようになるからだ。
これなしでは、日本語の難しさがわからない。日本人は日本語の表現や構造が当たり前だと思っていても
外国人からすると非常に困難なことがあまりにも多々ある。けっこう日本語は習得困難な言語であるかもしれない。その点では日本に住んでいて日本語を話している外国の人はすごいのである。
外国語学ぶこと。日本語を教える立場になると、
英語だけではない、中国語や韓国語も日本語学習者が多いと考えると、この二つも学ぶといいかもしれない。
ただ、中国語、韓国語までマスターしようとすると、けっこうしんどいと思う。
だから、まずは英語だけでもマスターする。
それは、英語を使って、日本語を教えるからだ。
それはそうとして、「英語」をマスターするという動機が、単なる勉強にあるのではないということが
ポイントである。
単に趣味で勉強するや資格のためという動機はやや弱い。
これが自分の仕事と直結するとなると、本腰を入れて勉強するのではないだろうか。
まず、英語を使う場面としては
1.オンライン日本語があげられる。オンライン日本語はいろいろな国の人が登録し
レッスンを受ける。
よって、基本的に英語は話せることが必要となるだろう。もちろん、会話だけのレッスンだという場合は、媒介語を必要とすることはないかもしれない。また、学習者も教師が英語や媒介語を使わないことを望むかもしれない。
しかし、
やはりそうはいっても、ぺらぺらな学習者でないかぎり、英語の使うケースはある。
2.次にもし、ユーチューブやSNSを使って、日本語の動画や記事を作成する場合、英語の解説や字幕が必要となろう。
また、日本文化や観光地を紹介するにも、英語の解説は必要となる。私も日本の歴史や文化を紹介する動画を作ってみた。けっこうたいへんではあるが、このように外国の人に日本を紹介するという方法で、実際に英語を使えるということを知った。。
以上のような内容から、日本語を教えることは、
英語は必須となる。
もし、英語学習を継続したい。英語を生かした仕事をしたい、
その場合
日本語を外国人に副業や趣味で教えることをすすめたい。
英語学習のモチベーションになることはまちがいない。
言語を教える
言葉を教える
教師は、他の外国語をマスターすることで、
日本語との比較ができる。
その過程を通して、言語の面白さ。言語の不思議さ。そして
言語の本質を垣間見ることができるかもしれない。
われわれは、学校の外国語教育になれてしまった。
外国語いわゆる言語とは何か。人はどうして言葉を話すのか。
そして外国語を学ぶことで、人はどのような境地を得られるのか。
そのような楽しみがついてくる。
そのためには、媒介語の外国語を学んでみることであろう。
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