英語の文法を一通り終えて、次に越えなければならない課題は、語彙力かもしれない。
単語をどれだけ覚えたか。
覚えても、知らない単語は出てくるもの。
覚えたはずでも、曖昧な単語はあるものだ。
一度見て覚えたつもりでも、何度も接していないと、忘れている。
見たことがあるようだけど、意味まで思いだせない。
そんなとき力になるのは、「語源」を知ることではないだろうか。
私は先日ある記事に接した。
自民党と公明党の連立内閣の記事だ。
そのとき大体の予想はついたのだが、coalition partnerという単語が、何なのか
はっきりしなかった。しかし、大体の予測では連立政党であろうことはわかった。
さて、辞書を引いてみると、案の定連立である。
さらに、語源も調べてみた。
co 共に
al 育つ
tion すること
ということだ。
つまり、共に、育つ、こと ➡ 連立、連合
というわけだ。
言葉が時代と共に、文字が重なり合って、徐々に複雑な用語へと変化していく。
日本語もそうではないか。漢字を見ると、まったく意味のないものを、組み合わせたものもあるが、
そこには意味を伴って構成されている。
単語数でたくさん覚えることも必要だが、じっくり腰を添えて、単語の成り立ちそして語源にも向き合う言が、語彙力を増やす秘訣なのではないだろうか。
また、語源を知ることで、単語を覚える興味もわく。
無味乾燥な単語の暗記から、語彙を見据えながら単語を暗記することに移行したい。
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