リスニングは面白い。
それは、何を話しているのか、耳をそばだてて、盗み聞きしているようなことと同じ感覚だからか。
普段、聞こえずらいのを「耳を澄ます」ことで、何とか聞き取ろうとする、アクションはそうめったにない。
耳を研ぎ澄ます。ともいうのだろうか。
英語の文章を聞くことは、私にはこれと全く同じだ。
つまり
耳を研ぎ澄ます。ということ。
ブログで「英語のリスニング(聞き取り)」について書き綴っているが、今日もこの単語に登場してもらいたい。
「add」追加する、付け加える、(雰囲気などを)添える、より~が増してくる。といった意味だ。
英語関係のブログや解説のホームページはほとんどが、意味を中心にして解説しているものばかりだ。それはそれで、参考になる。
いや、見ればそいうことだったかと、理解していく。
でも、それと音声を理解するとは別物だ。
「add」をみて、「アッド」かと合点して終わる。でも文章で音声が流れてくるときに、この単語が含まれているときに、すかさずaddだと気づくだろうか。
私はまだリスニングの境地に達していない、またとりあえず英語学習者のためにブログを書いているレベルのものからすると、「add」は非常に聞き取りにくい。
I’d like to add some new engineers to my team. の文章だ。
新しい技術者を我々のチームに加えたいという、意味であろう。
そしてこの「add」が過去形にあると「added」だ。
どう発音するだろうか。そして聞き取れるだろうか。
きっとほとんど、アッドゥとなるだろう。
とにかく「add」のリスニングが難しいということがわかっただけでも成果はあると思う。
何が聞き取れないか。どんな単語が聞き取れないか。その特徴はどこにあるか。
その一つに
「ア」
という音が非常に日本人にはやさしいようで、難解ではないかと思う。
日本人の「あ」はただ一つ「ア」だけだからである。
でも英語の母音「ア」は数が多い。
これを聞き分けるのは至難だ。
「ア」の母音を極めたい!
「ア」を制するものは、リスニングを制するのだろうか。
次回のリスニング連載お楽しみに!
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