私は現在韓国に住んでいるのだが、韓国にも英語の学習本はたくさんでている。
その中で「英語の本1冊を暗記したことがあるか?」を手に取ってみた。
図書館で何気なくだが。黄色い表紙の色が目に付いたのか。
そこには、著者が英語を学習してきた方法が書かれている。
その方法は「暗記」だ。
一日10個の文章を暗記する。
非常に単純だが、これがわれわれに欠けている英語学習なのではと思った。
難しい英語表現、時事英語、などを学習すれば、学んだ気になっている。
でもいざ使うとなると、口からは出てこない。
ふりかえると、私も中学の勉強法は、教科書を一つ一つを丸暗記の方法だった。
そのおかげか、英語の成績はよかった。
そのことを思い出した。
一冊の本を暗記
一冊の本を暗記。可能かどうか。
しかし、毎日日常会話の文章なら覚えられるかも。
私は早速、韓国の書店で、英会話でベストセラーになっている本「英会話100日の奇跡」を購入した。
そして、ぶつぶつ、暗記することにした。
結構大変だ。見て理解するのと、本を閉じて口から発するのは
簡単ではない。が、やりがいはある。
覚えている実感があるからだ。
隙間時間のスキル
そして、著者が推奨している英語学習の時間は
隙間時間
一日の中で隙間時間はけっこうある。
バスや電車に乗る時間。待つ時間。食事の時間。寝る前。
そのとき、暗記しているかどうか、確認するのだ。
結構口からは出てこなかったりする。
そのつど、文章を確認する。
想像する力
また、日本語を見て、英語に直す。
その方法もすすめていた。
そのもいい。
全体の会話の流れを理解しながら、英語に変えていく。
単に文章だけを暗記するのではなく、
そのシチュエーションを考えながら、練習することだという。
場面を想像しながら、会話練習をする。
たしかに外国語はコミュニケーションの手段だ。
難しい単語や表現を覚えるのではなく、
日常会話をまず、口に慣らすことから、始めることなのだ。
非常に単純な学習法だが、
これができていないのかもしれない。
国内での学習法は
海外に行くことのない、つまり国内で英語をマスターするには
この暗記方法は最善の方法だと思う。
私も日本語を教えているが、やはり、結局はどれだけ暗記しているか。
文章の形やある程度の文法事項が頭に入っているか。
これが、その学習者の実力につながっている。
まずは
一冊「英会話の本」を購入して、毎日100日続けてみよう。
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